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被災動物のイノチ(2)

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被災動物のイノチ(2)

三春町 - 2012年10月04日

「ワンワン」「ニャ~」の合唱が鳴り響く。ここは2011年10月に開設した福島県動物救護本部の三春アニマルシェルター。10月4日現在でイヌ58頭、ネコ231頭がボランティアの懸命な世話を受けて生活している。さらに数は減ったものの飯野町にもシェルターがあり、現在は犬23頭がいる。

2011年3月11日ー。大震災と直後の原発事故を堺に、人間同様にイヌ・ネコたちの運命も大きく変わった。ここで暮らす大半は飼い主が判ってはいるが、飼い主自身が避難中で連れて行けずに、避難生活を余儀なくされている。渡邉正道管理獣医師は、「人間の寿命1年間が、イヌ・ネコでは4­~5年に相当する早さ。それを考えると一日も早く帰してあげたいがー」と話す。一方で「このまま避難生活を続けるペットを見ていると、所有権を持つ飼い主が飼えないならば、里親も必要なのではないか」と、ペットにとっての幸せを思案している。

ボランティアは専門学校生のほか個人として北海道や九州・四国からも来ている。しかし被災ペットの世話は毎日欠かせない。「通って来る協力者の日常的なサポートが大変助かる」と言う。さらに、「警戒区域内で捕獲されたネコも増えたためトイレ用の砂が不足。運営費の義援金も含めて支援が欲しい」と多くの協力を呼び掛けている。県動物救護本部はhttp://kyugo-honbu.fva.or.jp/

 

レポート:鈴木 里美|撮影編集:小野 清隆|情報レンジャー@福島