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市民放射能測定所

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市民放射能測定所

福島市 - 2012年09月19日

福島市の中心街パセオ通りに「CRMS市民放射能測定所」ブックセンターがある。2011年7月に立ち上げた測定所は、県内外の多くの賛同者の協力で機の提供、支援を受けている。9月に場所を現在のパセナカミッセの1階に移転、10月からはホールボディーカウンター(WBC)による測定、食品検体測定にも取り組んでいる。

店長の丹治宏大さんに話を伺った。測定所立ち上げのきっかけは、情報開示に対する行政への不信感を抱いた市民の声だ。すぐに多くの反響があり、電話はパンクし、メールも一時間に何百通も寄せられるほどの状態。その後、申し込みを予約制にしボランティアのスタッフも対応して現在は落ち着いてきたという。

測定所は、空間放射線量の測定、食品検体測定、WBC、健康相談会などのメンタル面も含めて行っており、WBCでは妊婦と20歳未満の利用は予約制だが無料で実施する。検査は5〜10分ほど椅子に座って行い、その場で結果が出される。測定開始の当初は、県外に避難するかしないかの判断材料とする利用が主だったが、最近は地元に住み続けるために健康状態を確かめたい、と確認に訪れる人が多い。食品検査についても、安全を確かめるための利用が多いという。

福島市内は、放射能への懸念から母子だけが他県へ避難するという家族が多勢いる。丹治さんも夫人と子どもたちを愛知県に避難させた二重生活。こうした市民による測定所が、家族そろって再びこの地で安全な生活ができる役割として機能していくことを願って止まない。

レポート:鈴木 里美|動画撮影:小野 清隆|動画:西澤 拓真|情報レンジャー@福島