木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
登米市 - 2012年09月16日
登米秋まつりが開催された登米町寺池地区は、城下町ということもあり、歴史的建造物や住宅地の中に明治時代に建てられたお店が残っていて、今回の震災でも崩れることはなく無事でした。しかし、ここも最大震度6という大地震により多くの建物が被害に遭いました。震災から一年半が経ち、街並は落ち着きを取り戻しているようでしたが、祭会場のところでも家の土台だけが残っているところなどがありました。沿岸地域と違って、内陸部の被害状況というのはメディアに取り上げられることが少ないこともあり、支援の手が行き届いていないようです。お祭りを開催して、復興しているように見えても、そうではないのです。見えないところにこそ、見落としがちな問題があるんだと改めて感じました。
今回は、震災復興祈願も合わせて執り行われましたが、はじまりは伊達家5代藩主吉村が天然痘に罹患した際に登米町の八幡神社に快癒祈願を行い、無事快癒したことに感謝して、伊達家の家臣も鎮守の祭礼の御幸行に供奉(ぐぶ)させたことと伝えられています。山車が引かれる道中では、地元の方がお米をお供えしていたり、参加者がお酒を飲み交わしている様子などが見受けられ、訪れた観光客の方々はとても楽しそうに伝統の山車や神輿の見物をしていました。
こうしたお祭りをきっかけに、人々の心が一瞬でも癒され、人から町へと復興していければと思います。
レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城