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安田 希代美
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提灯がつなぐ絆
白河市 - 2012年09月15日
「何より自分たちが楽しむ祭りです。」伝統と階級制を重視し自分の町を大切にしているからこその言葉である。9月14、15、16日と3日間に渡って日本三大提灯祭りと言われる『白河提灯まつり』が行われた。
見所は、日が落ちて高さ8mになる先達竿頭提灯を先頭に各町ごとに100近い提灯がろうそくを灯し勇ましいかけ声と優しい光の列をつくる所である。
町ごとに古くから伝わる提灯には町印があり、老若男女自分たちの町を誇りに感じている。階級制によって年長者を敬う心、町印から横のつながりという強い絆を感じた。
震災があり昨年は行われなかったが、復興の祈りも込めて今年無事開催された。自分たちが楽しむ祭りは周りの人も楽しい祭りだった。2年後、また来よう。