いつからか私たち助けあいジャパンの中で陸前高田のボランティアーセンターを、奇跡のボランティアセンターと呼んでいます。
背景はレンジャーのこちらの動画を読んでいただきたいのですが、ボランティアセンターが居心地の良い場所、ボランティアと陸前高田との接点となるような場作りが細部まで感じられる場所になっています。

震災から１年５ヶ月。２年目の夏に陸前高田の奇跡のボラセンがどうなっているのかお話を伺いました。

２年目となると他の地域ではお話の聞き手などの心のケア系のボランティアも増えていますが、津波被害の大きかったここ陸前高田では、依然として肉体系のボランティアが多いことが伺えました。復興も２年目になると、地域によって違いが見えてきています。

こちらのボラセンの人気はTシャツです。（お話を伺った、萩原さんも着用されています！）Tシャツの胸には「つないで陸高なじょにかすっぺ」の文字。背中には奇跡の一本松がの絵が入っています。なじょにかすっぺは　なんとかしようよ。の意味。

ボランティアセンター被災された方とボランティアをつなぐ場所。外部の人と陸前高田のつなぎの場所でもあります。「ボランティアの方はお客様ではなく、一緒に復興をしていく仲間」とお話を伺った萩原さん。一人では大変だけど、みんなでつないでなんとかしようよ。　一度来てくれたボランティアの人も、これからもつながって何とか復興していこう。　そんな気持ちに自然となるTシャツです。　私の周りにこのTシャツのファンが多いのは、そういうボランティアに来た後も関わり続けたいという思いがあるからだと思っています。当日に参加していた学生ボランティアも、新作のTシャツをほとんどの方が買っていたのが印象に残りました。

一度来ると、また帰ってきたくなる。つながって陸前高田に関わっていたい、そんな気持ちになるボランティアセンターです。
青とピンクのTシャツは今年の新作。　ボランティアに行かれた方や陸前高田を訪ねる方は、お早めにお買い求めくださいね！　人気商品ですよ！
陸前高田市災害ボランティアセンター

住所〒029-2202 岩手県陸前高田市横田町字狩集96−3　電話番号0192-57-7733

レポート：野田祐機