木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
南三陸町 - 2012年04月19日
本吉郡南三陸町 志津川の東浜街道沿いに一際目立つバスが止まっています。これが蔵八ラーメン亭のラーメンバス。陰にある小さなマイクロバスが厨房で、手前の大きなバスが食堂となっています。
廃墟と化した通り沿いに賑やかなグラフィックをまとったバスラーメン店には震災に負けない底力を感じます。店主さんのお話の中で、食堂経営をやめようとした方がバスラーメンの頑張りに刺激されて再開を決意したというエピソードは、先日尋ねた唐桑町 早馬神社 梶原宮司のお話にも通づる、早め早めの一歩を繰り出す大切さとそれが周りに好影響を与える効果の話を思い起こしました。また、店主さんのお話には常にお客様の要望を叶えるためにどうしたら良いかという商売の基本に満ちていて、たいへん勉強になりました。
そういえば震災直後はガスが使えなかったためにラーメン店はしばらく閉店していて、本格的なラーメンはしばらくおあずけだったので、久しぶりに食べたときはホッとした感覚があったのは、なんとなく日常をほんの少し取り戻したような気分だったのでしょう。
窓の外は相変わらず荒涼とした風景が広がっていますが、美味しいラーメンを頂きながら復興なった町並みを想像してみてはいかがでしょうか。
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城