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駆け抜ける早馬

早馬(はやま)神社は建保五年(1217年)に梶原景實により創建され、古くから「... - 2012年4月11日

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駆け抜ける早馬

気仙沼市 唐桑町 - 2012年04月11日

早馬(はやま)神社は建保五年(1217年)に梶原景實により創建され、古くから「早馬さん」「権現様」と称されて信仰されてきました。海上・交通安全、方除、厄除、必勝の御神徳として、また家相が観れる神社として、厚く信仰されています。今回は第33代宮司の梶原忠利さんにお話を伺いました。

梶原さんは唐桑復興支援共同体の副代表としての顔もお持ちで、この共同体は東日本大震災で被災した気仙沼市唐桑地区の人々が、一日も早い復興を実現するために組織した団体で、この地域の主たる産業である養殖漁業の復興を柱としながら、地域にお金が生まれ早期に収入が確保できる取り組みを行っています。
お話の中で、わかめやカキの養殖を再開するにあたってのご苦労や、今後の展開として付加価値をつける取り組みなどを紹介させて頂きました。

復興へのヒントとなるお話として「一歩進めば次の一歩が見えてくる」「一気になにもできっこない」ということで漁業関係者を励ましていて、唐桑復興支援共同体として更なる次のステップを見据えての活動を行っています。
他人の手を借りずとも生活ができる真の自立を目指して、以前と同じ事を繰り返すのは退歩と同じ、「前よりも大きく積極的に出て、少し引っ込めてちょうど」という心持ちでいて欲しいとの事でした。

梶原さんはなるべく早く次の一歩を繰り出す事の重要性を説いており、まだまだがれき処理の続く唐桑町内に鎮座する、一足早くきれいに復興した早馬神社の姿は、住民の早くこうありたいという復興のイメージを具現化していると思われ、これが一歩リードする事で周りへのプラスの影響を与えていくシナジー効果なのだと思いました。
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城