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木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
- 現在の宮城県 情報レンジャー
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- 宮城県 情報レンジャー
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三浦 淳 (～2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
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加藤 隆介 (～2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
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坂本 恵一 (～2013.3まで)
宮城県矢本町（東松島市）出身 丸刈りの似合う３８歳 今までの合計で地球２５周は運転した男
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網野 武明 (～2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
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太田 和美 (～2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
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亘理町応援団
亘理町 - 2012年03月20日
「伊達なわたりまるごとフェア」の会場に着くと、とにかく人、人、人。来場者の多くは亘理町外から来られた方だそうです。歩く隙間を探すのも大変なほどで、いかに多くの方が亘理を応援しているのか良くわかりました。イベント会場を回ると、お客さんも出店者も笑顔の多いこと多いこと！
人間って不思議なもので、美味しい物を食べると笑顔になりませんか？亘理町は多くの特産品が有ります。代表的なのはイチゴ。亘理と言えばイチゴ！と言うほど宮城県内では有名です。震災前までの販売額は宮城県で第一位の年間約20億円。春にはイチゴ狩りも楽しめます。亘理町の農業では基幹産業と言っても差し支えないでしょう。次に有名なのは「ホッキめし」や「はらこめし（いくらご飯）」でしょうか？しかし、残念ながらイチゴ畑は全体の90％以上が津波の被害を受け、海産物も漁船や港に甚大な被害を受けているので、共に例年の1/10程度の出荷量に落ち込んでいます。今日のイベントでは特産品が用意されるのか勝手に心配していましたが、杞憂でした。イチゴの山！海産物の山！それを食べたお客さんの笑顔！勝手に嬉しくなってしまいました。
今日、亘理町で行われた「伊達なわたりまるごとフェア」で会った地元の皆さんは本当に明るく、一見、悲壮感なんて感じません。震災から一年と少しが過ぎ、徐々に明るい顔が見られるようになってきたのは事実です。しかし、その中には強がった笑顔も少なくありません。女性の集団にお話を聞くと「心配をかけたくないし、こんな時ぐらい笑顔じゃないと全国からの支援に対して失礼」だときっぱりと言い切りました。東北人気質なのでしょうか？でも、本当は…。
「伊達なわたりまるごとフェア」は毎年3月に行われるイベントで、昨年は震災直前の3/6に開催されました。今日は遠くから来場された方が両手にたくさんの買い物をされている姿が印象的です。私も任務を忘れてついつい…。亘理の海や里の特産品や亘理町内のお店のブースがメインですが、山形県など亘理町外からの出店者さんも毎年何軒かが応援に来られます。色々とブースを回って聞いた話では、地元生産者さん達は全く諦めていません。そしてとある出店者さんは言っていました。「今日来られたお客さんは亘理町復興の応援団ですよ。心強い限りです。」と。きっと数年以内に多くの特産品が復活します。もし見かけたら応援して下さい。情報レンジャーとしても、今日のような賑わいの継続の一助となれるように情報を発信し続けていきます。
今年の亘理のイチゴ
レポート：三浦 淳｜情報レンジャー＠宮城