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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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双葉町 - 2012年12月22日
昨年に続いて小樽市から餅つきボランティアとして郡山市を訪れたのは、ログハウス住宅設計施工のトベックスの皆さん。餅をつく軽快な音は、会社でも毎年仕事納めの恒例行事とあって手慣れたもので、用具一式も手作りというから驚きだ。
臼や杵、蒸し器などすべてをトラックに積み、丸一日掛けてフェリーで来たと言う。その上、仮設は1カ所ではなく時間差を利用して社員が手分けして数カ所を回るというハードスケジュール。しかし「ログビルダー」の清水圭太さんは、仮設の人の苦労を思えば自分たちのことなど大変だとは思わないと言う。餅つきは見ているだけでも大変な労働だが、熱い男たちからはそれを感じさせない強さがあった。
「皆でワイワイ楽しんでもらえたらうれしい」と話すように、餅米が蒸しあがるまでは住民との会話でにぎわう。喜久田町の双葉仮設住宅では、天野正篤自治会長や民生委員、地区住民らと餅には何を入れたりまぶしたりして食べるかーなど故郷の話題で盛り上がっていた。あんこを入れて大福にした出来立ては、何ともいえない温かみがあった。
集会所には昨年の支援の様子の写真が整理して飾ってある。それは年に1度の訪問ではあるけれど、いつでも寄り添っているようだった。
ログハウス住宅設計施工：トベックス
レポート：安田 希代美 |情報レンジャー＠福島