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岩手県立大学 山本健准教授に聞きました

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岩手県立大学 山本健准教授に聞きました

大槌町 - 2011年12月22日

2011年12月17日、横浜の慶應ビジネススクールで行われたセミナーに出席されていた山本先生に、セミナーの休憩時間に話しかけたのがきっかけでした。「来週、情報レンジャーで岩手に行きますので、もし機会があればいろいろ教えてください」「それは面白いですね、ぜひ。」とまあ、そんな短い会話です。その後、先生から「22日から沿岸部をまわるのでどこかで会えるといいですね」とのFacebook messageが! 早速22日の昼過ぎに釜石駅で先生とおちあい、再開に向けて準備を進めるホテル、再開したショッピングセンター内の書店、大槌町役場へと一緒に訪問・取材をさせていただきました。先生はどこに行っても「いつもお世話になっています」という感じで笑顔で迎えられ、地域振興・被災地復興に向けた経営学者としての的確なアドバイスを皆さんとても頼りにしている様子でした。

そして最後に訪問した大槌町役場で高橋副町長にお話を伺った後、役場駐車場に停車中の情報レンジャー号の車内で「今の岩手県の復興の状況」「復興計画を実行に移すために必要なこと」「今、被災地から離れた場所にいる個人が、被災地のためにできること」についてお話を伺いました。すっかり日も暮れた車の中ですので映像は暗いんですが、被災地ではインタビューできる場所も限られているのです!先生の顔も闇の中ですがどうかお許しを・・・

先生はとても柔和な表情・口調でこちらの質問に答えていただきましたが、精力的に街や人と関わる姿は岩手の復興のために自分の知見を捧げたい!岩手を何とかしなければならない(なじょにかすっぺ!)という熱い想いで溢れていました。

山本健先生 岩手県立大学総合政策学部 准教授

三洋証券株式会社勤務を経て、慶應ビジネススクールにてMBA、横浜国立大学大学院にて博士(経済学)を取得。2007年より岩手県立大学総合政策学部でファイナンス関連科目を担当。さらに地域コミュニティの住民計画策定の支援や助言、観光等を通した地域活性化の支援など多くのフィールドスタディや共同研究を実施している。

レポート: 佐藤正之|情報レンジャースタッフ