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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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イギリス人と銀河のほとりで
須賀川市 - 2013年01月23日
イギリスで毎週日曜日に発行されるフリーペーパー「the observer（オブザーバー） 」の記者とフランス人写真家が須賀川市の自然食レストッラン『銀河のほとり』を取材に訪れた。レストランは以前から積極的に環境問題に取り組み、震災後は外国からも支援物資が届けられるなど大勢のボランティアも宿泊に利用していた。
店主の有馬克子さんは、食べ物の酵素や自然食材を体に取り入れる事で免疫力アップを図るなど、全ての病気に強くなる体づくりを目指している。「福島県民は原発事故があったけども、食べ物に注意していたお陰で元気で長生きだ」と言われるような未来がくれば嬉しい、と日々研さんを忘れない有馬さん。「いろいろなことで頭がパニック状態になった人たちの癒やしの場所になれば・・」と言う。
イギリス人記者の取材は、原発被災後の福島で暮らす人々が狙い。この日は震災後に妊娠していることが分かって、県外に避難していた母子が取材を受けていた。通訳で東京の写真家レヒシュタイナー・エリックさんによると、イギリスの話の中で、日本では“原発離婚”という言葉が生まれていると聞くそうだ。夫婦の価値観の違いから生まれると思われるが、原発事故後に起きている幾多の問題に対して、好奇心も交えて丁寧に耳を傾ける姿は、改めて問題の大きさを思い起こさせた。
被災地からの情報が少なくなっているといわれる今、取材したプロの目にはどう映ったのか？ 県民にはまだまだ、潜在的に大きな問題が課せられているのではないだろうか。
レポート：安田 希代美 |情報レンジャー＠福島