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雪ざらし葛尾そば石臼の会

「寒ざらしそば」があるなら「雪ざらしそば」を作ってみよう!と企画された、芝桜で... - 2013年6月30日

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    安田 希代美

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雪ざらし葛尾そば石臼の会

平田村 - 2013年06月30日

「寒ざらしそば」があるなら「雪ざらしそば」を作ってみよう!と企画された、芝桜で有名な“ジュピアランド平田”の雪中に3週間にわたり眠らされた玄そばを、十割そば・田舎そば・御前そばと3通りの挽き方で楽しもうという催しが『道の駅ひらた』で行われ、その中に葛尾村から避難している「かつらおそば石臼の会」も出店しました。

お話を伺った松本惇男(あつお)会長によると、村の地域活性化事業の一環として開催された『葛尾そば道場』の修了生有志が集まり、そば打ちの技術修養を高めるための活動や販売をしていました。以前は葛尾村で採れたソバ粉100%を使い、粉を挽く時は村内の石臼を使用、生産から加工まですべて村内で行っていましたが、原発事故の影響でソバ粉の安全性が未だ確立されていないため、今回は小野町産を使いました。イベントの時は他の団体と合同で、その土地で取れた原料で手打ちソバを振る舞っています。

他にも、小野湯沢そばの会(小野)、川内高原そば(川内)、いわきそば塾・芝山を愛する会(いわき)、ときわそばの会(田村)、道の駅ひらた“竹山”(平田村)の全部で7団体が参加、平田村の村長も挨拶に訪れ、道の駅で販売されている物産も大人気!3種類どれでも500円で用意されたソバは、田舎そばが12:30頃に売り切れ、御前そばも13:30には完売してしまいました。500食予想が、全部で800食も売れたと放送されました。それぞれ微妙に異なる味と食感で美味しく、2〜3種類楽しんでいる人の姿が目立ちました。

普段、じゅうねんコロッケや枝豆コロッケを揚げている道の駅の機械で、地物野菜かき揚げが100円で提供され、こちらも早々に完売。食後に立ち寄った農産物直売所の『アスパラソフトクリーム』は地物アスパラピューレが36%練り込まれ、こちらも初めての味と新鮮なアスパラに感激しました。

道の駅ひらた ホームページ

レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島