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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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借り上げ総会で富岡町長決意
郡山市 - 2013年05月19日
3年ぶりに行われた、消防団の検閲式を終えたばかりの服装で町長が出席したのは『郡山方部富岡借り上げ住宅自治会』。年に一度の総会会場になった、ビッグパレットには会員約100名が集まり、故郷の友と再会する姿や、昨年度の会計報告と今年度の行事や予算について協議した。
消防制服姿のまま着替える暇もなく駆けつけた遠藤勝也町長は、除染や賠償に特化した話を町民の前で繰り広げた。東京で審議するばかりではなく「地元で現状を見て欲しい」と訴え続けた熱意が通じ、5月12日に原子力損害賠償紛争審議会メンバーが初来町、役員が町内の旅館内部を視察した際には唖然としたそうだ。机上の空論だけで賠償基準を算出していたと思われる様な現行の内容に、町民は歯がゆさを感じていた事であろう。
区域再編後に行われたアンケート結果も発表された。帰りたい住民は15.6％、帰らない人が約43％、分からないと答えた町民は約41％。除染後でも健康を心配したり、原発から距離の近さへの不安、ライフライン復旧など課題は山積だ。そんな中、双葉郡内でも横の繋がりを重視し、情報が不足しがちな借り上げ住宅の方にも、総会などの機会を利用し町としての考え方を伝え、情報共有して行く事の重要性を感じた。
レポート：安田 希代美 |情報レンジャー＠福島