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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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ヨガで半年ぶりに笑いました
郡山市 - 2013年04月21日
【笑いヨガ】で双葉町県中地区借り上げ住宅自治会の被災者を和ませたのは、栃木県真岡市から支援に来られた、ラフターヨガティーチャー早川久子インストラクター。会場になった郡山市の『福島県農業センター』は季節外れの雪が降る中、約６０名が集まり場内は笑顔で溢れた。意識的にでも笑うことは免疫力を上げることが出来る。この日は「半年ぶりに笑いました」と言う声も聞かれた。
毎月行われている会だが、花見の予定が悪天候で約１００名が欠席するハプニングもあり、室内で弁当を食べた他、双葉で永年親しまれて来た森製菓の「茶まんじゅう」が振る舞われた。今は役場機能を置く加須市の旧騎西高校近く「寄り添いステーション騎西」で再開した「双葉菓子店」から、当日みなさんに食べてもらいたいと準備されたものだ。
懇談会では伊藤会長より、損害賠償の話題や中間貯蔵施設について、地域再編の話と続いた。矛盾はあるものの何処かで線引きをしなければならないこと、「いつ帰られるのか？」「いつまで補償されるのか？」と悩みは尽きない。借り上げの人たちは集まれる場所が中々ないことも孤立感を強めている。それらを少しでも解消しようと、５月１７日郡山市大槻町に待望のサロンが開設されることになったことが告げられた。平日昼間のみ営業で２人のスタッフが常駐する。
早川先生は、加須でも同じボランティアをした際「震災後初めて笑った」と話してくれた人もいると語った。「もう一度あの味が食べたい」ふるさとの味と共に、サロン開設の情報は、本格的な春の訪れの様に明るい話題となった。
レポート：安田 希代美 |情報レンジャー＠福島