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安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
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楢葉町きずな電子回覧板始動
楢葉町 - 2013年04月03日
誰でも簡単に使えるタブレットで、行政と楢葉町民とのきずなを維持したい。
2013年4月3日、福島県いわき市にある楢葉町いわき出張所にて回覧板事業のオープニングセレモニーが行われた。今回の事業は総務省による補助金ならびに震災復興特別交付税を財源とし、東日本電信電話株式会社、株式会社NTTドコモとともに事業を進めてきた。楢葉町民が無料で配布される「タブレット型端末」で町と双方向でやりとりができる他、ふるさとの最新情報を知ることができる。
取材に応じてくれた松本幸英町長は、「双方向で通信できる情報ツールを活用し、高齢者を含めた町民の健康管理も併せてしていきたい。また高齢者向けに利用向上を目指し、コールセンターも設けてアフターフォローしたい」と、穏やかな口調で抱負を語ってくれた。
現在町民約3,900世帯のうち、約2,000台の申し込みを受けている。タブレットの特徴は「シンプルでわかりやすい」画面とサービスだ。
子どもから高齢者まで操作がしやすいように設計されており、表示画面はシンプルな７つに分けられる。メインの『電子回覧板』、『町のホームページ』の他、町民へタブレット利用に関する『アンケート』回答、利用が慣れない方へのフォローができる『ふれあい通信』、楢葉町の現状を映す『ライブカメラ』、『放射線量』の他、Google,YAHOOなどの『インターネット』検索サービスも利用できる。わが「助けあいジャパン」スタッフも町と連携し、電子回覧板コンテンツの情報配信の一旦を担う。
町民が離れた場所にいても行政との交流ができるタブレット型端末のメリットを最大限に生かし、また地元の状況を知り、感じて、ふるさとと心が通い合える可能性を秘めた新しい回覧板に大いに期待したい。
レポート：鈴木さとみ｜情報レンジャー＠福島