木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2012年08月09日
今からさかのぼること17年前、阪神淡路大震災で震災遺児となってしまった当時小学校5年生の子が書いたのは衝撃的な「黒い虹」の絵。遺児たちの心の中の黒い虹が七色の虹に変わるようにとの願いが、あしなが育英会さんで運営している「レインボーハウス」の名前の由来。1999年に震災遺児の心のケアの家「神戸レインボーハウス」が完成しました。昨年の東日本大震災で被害を受けた東北地方でも、仙台市と石巻市にレインボーハウスを建設し、震災遺児のケア活動をする計画が進行中。
レインボーハウスは、子どもたちに思いっきり体を動かして遊ぶ場所を提供し、同時に心のケアも担います。また、そこでは様々な人の交流もあります。例えば、事故等で遺児となっても進学した大学生などと交流することで、自分も成長したらこんな風に諦めずに夢を追うこともできるんだ、と前向きに考えるきっかけにもなっています。
心のケアと言っても、子どもが求めているのは専門家や医師ではありません。彼らの望みは「話を聞いてくれる人」「一緒に遊んでくれる人」。遺児の心の癒しには、どんなことでも話せ、自分の思いを自由に表現できる「安全な場所」と「安心できる人」が必要です。その存在がボランティアのファシリテーター。どなたでもファシリテーターになれるのですが、定められた二日間の講習を受けなければいけません。講習は時々行われておりますので、あしなが育英会のウェブサイトをご覧いただき、直接お問い合わせください。石巻、仙台は被災地。自分のことで精一杯という状況下の方が多く、ファシリテーターの担い手が不足しています。子どもたちの笑顔のために一役買ってみませんか?
レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城