木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2012年07月24日
未来を作るのは言うまでもなく若者たち。情報レンジャー宮城の活動を通じて、多くの若者達が郷土愛に突き動かされている姿を見ています。田舎を捨てがちな若者たちから故郷を強く思う声が聞こえてくる。復興を考えた時、こんなに心強い事はありません。今日伺った「わたり あら浜」さんの塚部慶人店長もそんな熱い一人。
宮城の代表的な味のひとつである「ほっきめし」と「はらこめし」を皆さんご存知でしょうか?宮城県沿岸南部の亘理町には「あら浜」さんというほっきめしとはらこめしの名店がありました。今回取材させていただいた「わたり あら浜」の前身のお店です。その亘理町は津波の被災地、あら浜さんの店舗も壊滅的な被害を受け、解体の憂き目に。しかし、廃業も考えていた時、仙台三越さんとのご縁が有って三越内で商品を販売することになり、次に現店舗を開店。その際に店名を従来の「あら浜」から「わたり あら浜」としました。「わたり(亘理町)」という地名を入れたのは、絶対に亘理に帰る!との強い思いの現れでもあります。
数年後、現地の状況が整い次第「あら浜」は亘理に帰り、被災した町と足並みを揃えて復興を目指します。亘理で復興すれば、もちろん現地で名物を食べれますが、それを待たずとも、現在の仙台の店舗でも亘理名物を体験できます。是非ご賞味下さい。ほっきめしは1〜5月、はらこめしは9〜12月の季節限定メニューですが、それ以外の時期でも、「かきせいろめし」や「あなごせいろめし」など、その時期その時期に応じた旬の名物を提供していますし、元々はお寿司屋さん。漁師丼などの海鮮系の丼ものや、お刺身、お寿司はお手の物。一年中、旬の美味を味わう事が可能なお店です。取材に応じて頂いた塚部店長の意気込みたるたや素晴らしいものがありました。その意気込みを、お店で直に感じ取って頂ければと思います。
レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城