木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
塩竈市 - 2012年07月12日
塩竈市役所の震災復興推進局 復興推進課 課長補佐兼総務係長 鈴木康弘さんに復興の現状これからの展望などお話頂きました。
『ガレキ処理の進捗と問題点』
・塩竈市のガレキの一次処分は、終了し市内の処理ではなく宮城県による二次処分になる
・被災住宅の解体処理も離島(桂島、野々島、寒風沢島、朴島)も含めおおむね終了している
『移転など住民の今後について』
・仮設住宅200世帯、みなし仮設280世帯、他の市町村からも市内に避難している人もいるが、住民票の移転を伴わない人も多いので把握しきれない
・市内の被災家屋の解体も進み、中心部でも空き地が目立つ状況
・時間が経つにつれ自力再建を諦める声もみられるようになり、公営住宅も当初よりも希望者が増加する傾向がみられる
・仮設住宅は現在本土2ヶ所離島3ヶ所
『復興施策におけるわが市町村の特色』
災害復興計画基本理念
「長い間住みなれた土地、安心した生活をいつまでも送れるように」
・塩竈の被災状況は他沿岸部市町村とくらべると比較的建物被害も少なく現地での再建を目指す
・元々塩竈市は人口密度も高く、高台などに空き地が無いため移転用地も確保出来づらい
・仙石線が完全復旧していないので石巻地方からの移住している人も多い
・離島については津波被害も多く高台に移転を計画しているが、高齢化、生業の漁業とのからみで難しい問題
『観光』
・塩竈の観光は松島との連携が強く松島が風評被害などで集客人数が減少しているので塩竈も減少傾向
・マリンゲートは津波による建物被害から7/1リニューアルオープン
・みなと祭りは今年前夜祭の花火も開催、鹽竈神社の神輿海上渡御も開催される
『防災』
・自家発電機、ガソリンなどを防災倉庫に常備する
・防潮堤の整備、国道のかさ上げ工事とも連携し市内の安全性を確保する
以上塩竈市としての現状と取り組みについてお聞きしました。
今後も復興までは時間がかかり、簡単な道のりではないけれど住民の生活を考えると、少しでも早い対応が求められ、生活の安定が望まれます。
塩竈市は東京からも2,3時間で来ることができます。今のうちに復興の様子を一度ご覧になってはいかがでしょうか?
レポート:坂本恵一|情報レンジャー@宮城