木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
亘理町 - 2012年07月07日
家族が助けあうのは当たり前。ならば、みんなが集まって大きな家族になればいい。大きな家族の中には、大きな助けあいが生まれます。そんな家族の集まる場所を目指して、場所と機会を提供しているのがNPO法人の「亘理いちごっこ」さん。
友と食の提供を目指して現在はレストラン形式で運営していますが、メニューの値段が安過ぎます。一番人気の「おふくろの味」は、定食で350円。心のこもった手作りの料理がこの値段で食べれるのですから、人が集まらないはずがありません。人は美味しいものを食べると笑顔がほころびます。そして、人が集まれば会話が弾みます。会話が弾めば、また笑顔が生まれます。
以前は無償で食事を提供していましたが、主な利用者である罹災者自身から「無料に慣れてはいけない」との声が上がり、2011年12月より有料での提供となりました。罹災者自身からそのような声が上がったのは、自分の足で立ち上がり、意識が前向きだったからに他ならないと思うのですが、ここで美味しいものを食べ、人が集まって会話が弾み、笑顔が生まれたから前向きになれたのかも知れない、などと勝手に想像してみました。
いちごっこさんの取り組みから生まれた好循環は、復興に向けての今後あるべき姿の一面を映し出しているような気がしてなりません。
レポート:三浦 淳|情報レンジャー@宮城