木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
石巻市 - 2012年04月07日
開幕戦を二週間後(4月22日)に控えた、サッカーチーム/コバルトーレ女川の練習を見学させていただきました。
彼らのホームタウンである女川町は、人口1万人強の小さな町です。昨年度は被災を受けた事情により、一年間活動を休止されていました。
コバルトーレ女川は、今年度、東北二部リーグに参戦します。設立から7年目を迎え、今後も地元に根ざした活動が期待されています。
今日の練習場は、石巻市のトゥモロービジネスタウンにある、仮設住宅に囲まれたフットボール場です。ここでは、限られた練習スペースを、トップチームからU18、高校生、中学生、小学生までの数チームが交互に使用しています。
トップチームの練習が終わる時刻になると、たくさんの子どもたちがグラウンドに集まり、明るい笑い声が響く中、すぐに次の練習を始めました。先の震災の際に津波等で大きな被害を受けた石巻や女川の地域では、以前は子どもたちが遊んでいた公園等の敷地に、いくつもの仮設住宅が建てられています。そのためもあり、屋内外で活動ができる場所は、未だ限定されているというのが現状です。
そんな中、限られた空間を住民の方々と大切にシェアして、地元密着の活動を行っているのが、今回伺った コバルトーレ女川 のチームです。チームのメンバーは、それぞれ地元企業の社員として契約しながら、日々の練習を行っています。立ち上げ当初からのメンバーもいれば、震災後にテストを受けにきたメンバーもいます。震災後、「24年度は必ず再開する」と約束して所属を移していた選手たちも戻り、間もなく開幕戦を迎えます。
監督や選手の皆さんにお話を伺っていて印象的だったのは、誰もが”密着”という言葉を繰り返し用いていたことです。
被災前も、被災時も、被災後も。
支えられ、支えて行く”人”の在り方が、そこにはあるように感じられます。
地域の方々の想いを受け、”共に行こう”という気持ちの伝わる練習風景でした。
彼らは地元の英雄であり、復興を担う仲間です。
ぜひ開幕戦を応援し、選手や地域住民の方々と想いを重ねてください。
そして一人でも多くの方々から、継続的なご支援として声援を贈っていただきたいと思います。
取材協力:Cobaltore ONAGAWA(コバルトーレ女川)
監督 阿部 裕二
06 檜垣 篤典
09 滝沢 洋介
10 池田 幸樹
18 中島 礼司