木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
女川町 - 2014年12月16日
宮城県女川町の旧市街地の復旧工事現場の様子です。何度も訪れている場所ですが、当地では現在、ひとつの区切りとなる工事が行なわれています。
写真中央に見える倒壊した大きなビルは、江島(えのしま)共済会館という鉄骨4階建ての建物。さまざまなメディアで、女川町が受けた津波被害の象徴として、また先の震災のある種のシンボルとして記憶にとどめている方も多いと思います。この建物は、震災以前は女川町の離島・江島の住民が訪れた際に利用する宿泊施設でしたが、先の震災の津波で倒壊し、現在までそのままの姿で残されていました。津波の威力を伝えるモニュメントとして、また流出せずに残ったことから土木工事の専門家などから研究対象として貴重な事例だという声が上がり、いわゆる震災遺構として将来にわたって保存するべきだとの声があがっていました。一方で、地元の遺族感情や、保存処理ならびに建築物としての維持費が巨額になるため、町では倒壊したまま残っていた3つのビルでもっとも小さい「女川交番」のみを遺構として残す方針を固めました。今月15日から始まったこのビルの解体工事は、来月末をめどに解体され、完全に撤去される予定です。
画像では、解体工事の様子やかさ上げ工事のための盛り土、高台の宅地工事、港湾部の建設工事の進捗状況が確認できます。当地を訪ねるたびに大きく光景が変わる、震災から1376日目の女川町の旧市街の様子です。
女川町の黄金町周辺(2014年7月23日撮影)
女川町の旧市街(2014年3月1日)
宮城県女川町黄金町付近(2013年9月22日)
木村 敏之|情報レンジャー@宮城