木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
東松島市 - 2014年11月02日
松島湾を一望できる松島四大観(まつしましだいかん)のひとつ、東松島市の大高森(おおたかもり)を訪ねました。撮影当日は天候のために、湾の対岸にある市街地の様子は視認できませんでしたが、周辺の山々が色づき始めているさまが確認できます。
一年を通じて300万人近い人が訪れる松島ですが、先の震災以後、観光客の数が回復していない現実があります。震災前年の2010年に松島町を訪れた観光客の数は350万人を超えていましたが、翌年には250万人程度まで減少。被災したインフラや施設の復旧、そして2013年の仙台・宮城ディスティネーションキャンペーンの効果もあり来訪者数は回復しつつありますが、まだまだ震災前の水準には達していません( ※松島町ウェブサイト「松島海岸地区の観光」より)。特に、この地を訪れる観光客はゴールデン・ウィークや夏休み、秋の行楽シーズンに集中する傾向もあります。
しかしながら、ここ松島には季節ごとにさまざまな楽しみがあります。歴史的な名跡、日本酒や新鮮な魚介類に甘味などの飲食店が軒を連ね、遊覧船での湾内のクルージングは家族連れや修学旅行生などで季節を問わずに賑わいます。そして現在は、ちょうど紅葉の見頃を迎えています。松島には伊達家ゆかりの寺院や名跡が多くあり、手入れの行き届いた庭園は季節を問わずに人気がありますが、現在はこの時期限定のイベントとして、その美しい庭園をライトアップして夜間に公開する催しが行われています。買い物や土産物店が並ぶ通りから山側に入った寺院や庭園の立ち並ぶ一帯は、自動車の音や観光客の喧噪もなく、時間をかけて過ごしたいスポットが多数あります。
そして、当地ではもうじき牡蠣のシーズンを迎えます。一般の飲食店で提供するメニューだけでなく、獲れたての牡蠣を目の前の鉄板で焼いて味わえる牡蠣小屋の店舗などが続々とオープンしていますので、観光で来県の際には松島もコースの一部としてご検討ください。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城