木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
宮城県で活動している環境NGOの「みやぎ・環境と暮らし・ネットワーク」(略称M... - 2014年10月26日
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
加美町 - 2014年10月26日
宮城県で活動している環境NGOの「みやぎ・環境と暮らし・ネットワーク」(略称MELON:Miyagi Environmental Life Out-reach Network)は、1993年の活動開始より主に緑と水、食の視点から地球環境の保全を目指す取り組みを続けている団体です。日々の暮らしのなかで無理なく取り組めることから、環境を守り、未来につながる活動を提案しています。MELONには水資源や食、資源リサイクルや自然エネルギーなどの10の部会がプロジェクトごとに活動を企画・実施。環境調査や政策提言など様々な活動を行っています。今回はその活動から食に関わる部会の企画「仙臺農塾(せんだいのうじゅく)」のバスツアーを取材しました。
「仙臺農塾」とは、環境に配慮した「食と農」を推進することを目的に行なっている、いわば大人のための食育講座。震災後は「食と農」に関わる活動やその先駆者の紹介、参加者同士の交流も視野に入れて活動を広げています。これまでは主に仙台市内の飲食店を会場に、農林水産業に従事するプロからその栽培方法や調理法、業界の現状などについて、実際に食べながら気軽に学ぶものが中心でした。今回、MELONでは県内の加美町へのバスツアーを主催し、20人の参加者が現地で行なわれている食のイベント会場などを訪れました。
加美町は宮城県の北西部に位置しており、北・西・南部には奥羽山脈と美しい里山が、東部には平野や河川が広がる農業が主体の町です。この町は早くから、都市部からの農業体験の受け入れや農家への民泊、グリーン・ツーリズムなどに積極的に取り組んできた歴史があり、農家レストランや民宿が非常に多い土地です。今回のバスツアーでは、町が毎年開催している郷土料理の試食会や地場産品の販売会などを町内各地で行なう「食の文化祭」、宮城県内の農家レストランの先駆け的な存在の「ふみえはらはん」での昼食、そして現在は町内の小瀬地区でしか栽培されておらず継承が危惧されている伝統野菜の小瀬菜(こぜな)大根の栽培農家を訪ねました。「食と農」に関わる先進地・加美町での秋の一日の様子をご覧ください。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城