木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2014年10月05日
仙台市若林区の荒浜を訪ねました。震災から何度も撮影している場所ですが、訪ねるたびに変わる部分と変わらない部分を実感させられる土地です。仙台市街からほど近い深沼海水浴場のあった荒浜地区は、震災の津波で約800世帯が暮らしていた集落は無くなり、海岸線や護岸、農地などが甚大な被害を受けました。
現在、海水浴場への入り口だった場所のそばには「荒浜慈聖観音」という観音像と慰霊碑が建っています。像の高さは約9メートル。当日にこの地に押し寄せた津波の高さに合わせているということです。30分程度の滞在時間でしたが、8台のタクシーや乗用車、マイクロバスなどが来訪。海岸部分は立ち入り禁止になっているため、慰霊碑に手を合わせ、セイタカアワダチソウに押しつぶされそうな家屋の土台を眺めたり、周囲の写真を撮って帰る人の姿を目にしました。
荒浜地区ではこの秋、震災後初めての稲刈りがおこなれており、ここまでの道中では収穫作業の様子を車から眺めることができました。4年ぶりのコメの収穫です。塩害や地盤沈下、圃場の損壊に対して、関係者による土の入れ替えや大豆、綿花などの栽培による土壌の回復、用水路の修復などの苦労を経て収穫の日を迎えたことを嬉しく思います。
仙台市若林区 深沼海岸2014年2月25日の様子
深沼海水浴場2014年1月24日の様子
仙台市荒浜 深沼海水浴場2013年7月11日の様子
木村 敏之|情報レンジャー@宮城