木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
亘理町 - 2014年03月21日
海からかなり離れた亘理町立高屋小学校でも、約60㎝ほど冠水しました。校舎などの設備に大きな被害はなかったものの、校庭に植えられていた校木のヒマラヤシーダーを始めとした樹木の多くが塩害で枯れてしまいました。これらの樹木は、実は防風林も兼ねており、風を凌ぐ術を失ってしまった校庭は砂埃が舞うために子どもたちが遊べず、復旧のために入れられた土も飛ばされてしまう有り様でした。
そこで一役買ったのが、山梨県韮崎市の「特定非営利法人 悠久の郷」(ゆうきゅうのさと)の皆様です。緑化プロジェクトin亘理と銘打ち、自治体や教育委員会と一丸となって、亘理町内の小中学校を緑で囲む運動を開始しました。その先にあるのは、子どもたちの笑顔です。伊達藩から連綿と続いている「居久根(いぐね)」の文化をベースに学校を緑で囲む構想をお持ちです。その思いは、内山理事長へのインタビューにて収録しておりますので、是非動画をご覧ください。
※「居久根(いぐね)」とは、仙台平野を中心に見られる伝統で、屋敷を防風林で囲む手法です。
今回、その緑化プロジェクトの第一回目が開催され、子どもたちを始め、近隣の方々も集まって、大々的に植栽が行われました。前日は雨で下はぬかるみ、また当日は横殴りの雪というあいにくのコンディションでしたが、それでも100名以上の方々が集まり、大いに盛り上がりを見せた一日でした。
そして、この3月に高屋小学校を卒業した卒業生11名は、それぞれ桜の木を植樹。彼らが大人になる頃、これらの木々は、母校の校庭を風から守り、後輩たちを見守っていくに違いありません。
今後も、被災校の吉田中学校、再建される長瀞小学校と荒浜中学校にて、植栽が行われる予定です。3年計画で合計3000本を植栽するという息の長い活動になりますので、是非皆様のご協力を賜われればと思います。
三浦 淳|情報レンジャー@宮城