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蕪栗沼(かぶくりぬま)

宮城県の県北部、大崎市と栗原市、登米(とめ)市の境界に位置する蕪栗沼付近の様子... - 2014年3月7日

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蕪栗沼(かぶくりぬま) (360°パノラマ)

大崎市 - 2014年03月07日

宮城県の県北部、大崎市と栗原市、登米(とめ)市の境界に位置する蕪栗沼付近の様子です。蕪栗沼はハクチョウやマガンなどの渡り鳥が多く飛来する場所で、北上川の支流のひとつの旧・迫川(はさまがわ)と、周辺の天然の丘陵地でできた低湿地の湖沼です。約400ヘクタールの沼にはヨシや水草、藻などが自生しており、貴重な鳥や昆虫などの生息域でもあります。冬の早朝には、日の出とともに飛び立つハクチョウの群れが観察できる観光スポットとしても知られています。
また、ここでは一年を通じて、地元住民や環境NPO、観光協会などの手により清掃活動や環境モニタリングなどの保全活動が行なわれており、地元の小学校などでの総合学習の場としても利用されています。そういった背景もあり、2005年にはラムサール条約(正式名称:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録された場所ですが、その登録名は「蕪栗沼・周辺水田」となっており、その周辺環境も含めての評価が登録に繋がったという背景が伺えます。
ラムサール条約と条約湿地 ※環境庁ウェブサイトより

マガンの大部分は2月下旬〜3月上旬に北帰行を始めますが、当地では大規模な展望台や散策路などは用意されていません。沼の手前にある駐車場から15分ほど歩いてようやく水辺に近づけるほどに環境保全が優先されている土地ですので、訪問する際には足下に注意しながら、また動植物への配慮もしつつご来訪ください。

木村 敏之|情報レンジャー@宮城

http://gigapan.org/gigapans/151247