木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
石巻市 - 2014年02月26日
宮城県石巻市を流れる北上川の河畔は、古くから良質のヨシ(葦)が自生する土地として知られています。
河口口の追波湾(おっぱわん)から上流へ、長さ10キロメートル以上にわたって河畔に群生するヨシは、地元ではすだれや茅葺き屋根の材料として現在も利用されています。秋から冬にかけての季節、金色のヨシ原が風に揺れる風景はこの土地の風物詩でした。成長の早いアシは毎年刈り取らないと伸びすぎて倒れたり根腐れを起こしてしまうため、人の手で刈り取ることで水質保全や水辺の生態系の維持に繋がっているという側面もあり、水辺に生い茂るヨシは野鳥や魚、野生のウナギやベッコウシジミなどの生息域になります。
しかし、先の震災で発生した津波が北上川を逆上したことで、河畔や護岸が広範囲にわたって破壊されてしまいました。アシ自体が流出したり、土手ごと地盤沈下で無くなってしまった場所もありますが、一部の河畔では刈り取ったヨシをまとめている様子を見ることができます。しかしながら撮影した場所の周辺では土手の県道は復旧工事のトラックや重機を載せた車両がひっきりなしに通り、残念ながら河畔まで近づくことはできませんでした。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城