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きっかけバスを終えてみて

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    加藤 隆介 (~2014.4まで)

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きっかけバスを終えてみて

仙台市 - 2014年02月24日

2014年2月23日。仙台市市民活動サポートセンターにて、きっかけバス宮城の報告会が開催されました。報告会の様子は、また別な機会にお届けするとして、今回は、リーダーの島くんがどう感じたのかを聞いてみました。

結果を先に言うと、みんな変わった、と。もちろん、運営側は学生が変われると思いながら運営していますが、外部からは「意識の低い学生が被災地に行ったからって変わるの?」という声が出ていたのも事実です。みんな変わりました、見事に。

今回の動画をご覧頂ければ、島くんがどう感じたのか、よくわかるかと思います。私は南三陸町で皆さんに少し接しただけですが、プログラム3日目のあの時は既に変わった後だったようです。皆さん、食い入るように講話を聞いていました。

大きく変わったと感じられたのは、一行が最初に入った岩手県の大槌町。仙台から大槌まで向かう道中では和気あいあいとしていましたが、ここで語り部の東梅さんのお話を聞いた後、空気が一変していたそうです。空気がピリピリしてきたと。

そして、それは、夜間に行うダイアログなどにも変化をもたらし、質、量、共に向上。そして、ツアーを終えて仙台に帰着後、島くんも予想だにしていなかった言葉が聞かれます。

「ミーティングをしよう!」
「サークルにしよう!」

島くんは、今の時点では成功か失敗かの判断はしていません。今回のツアーの結果を活かしたアウトプットができて初めて成功、というスタンスなので、判断はもう少し先になります。そして、今後もこのきっかけバス宮城の活動を続けるために、この思いを継続させるために、様々なことを考えています。もちろん、島くんだけではなく、宮城の参加者みんなで。

ツアーの行程は終わりましたが、きっかけバス宮城の今後の活動からも目が離せません。

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三浦 淳|情報レンジャー@宮城