木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
南三陸町 - 2014年02月10日
以前、取材させて頂いた「筑紫女学園高等学校(福岡県)」の中嶋利昭校長先生は言います。「被災地には人を変える力がある」と。今、教育旅行で被災地を訪れる生徒さん、学生さんが増えています。事実、今回取材させて頂いた南三陸のホテル観洋さんでも、震災前の4~5倍の修学旅行を受け入れています。その数、修学旅行だけでも年間50校弱。もっと小規模な視察やクラス単位の宿泊まで含めると、昨年1年間で10000人以上の受け入れ実績になるとか。
2月上旬に、ホテル観洋の昆野守裕副支配人からお話をうかがいました。観洋さんでは、震災から学ぶ教育プログラムを用意して、修学旅行生を受け入れ。内容は、バスに同乗しての語り部、女将による震災講話など、南三陸町を知って頂いて、今後の防災減災に役立てて頂こうという内容になっています。時間があれば、昆野副支配人自ら語り部を務めます。それもこれも、第一に生徒さんたちの将来のためであり、次に南三陸を知ってもらいたいがためです。昆野副支配人の想いは、動画内で語って頂いておりますので、是非動画をご覧ください。
私達は学校に通い、教室の中の机の上で、教科書から多くのことを学びます。それでだけで良いのでしょうか?南三陸町は、町そのものが刻々と変わる、1000年に一度の生の教材。ここに来て、見て、触って、話して、何かを感じてください。そして、何か、一つでもいいので学んで帰ってください。それを地元に持ち帰って、今後の自分の人生に活かしてください。
約3年前、昆野副支配人も、私も、被災地の人間はみな、つらい思いをしたり、大変な苦労をしました。本来であれば、体験して五感で理解するのが一番効果的なのかも知れません。しかし、あんな思いは誰にもさせたくないのです。可能であれば、つらい思いをせずに大切なことを学んでほしい。南三陸町に来て、観洋さんに来て、色々な方とお話ししてください。それを自分に重ね合わせれば、きっと何かが見えてくると思いますし、それは間違いなく、あなたの人生や、あなたの周囲の方々に良い影響を与えるに違いありません。被災地には人を変える力があるのですから。
三浦 淳|情報レンジャー@宮城