木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
クラウドファンディング(crowd funding)とは、近年さかんに行なわれ... - 2013年11月26日
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2013年11月26日
クラウドファンディング(crowd funding)とは、近年さかんに行なわれている資金調達の手法のひとつです。
何かしらのイベントやプロジェクトなどの立案者が、主にインターネットを利用して不特定多数のネットユーザーからその企画への出資や寄付を募り、集まった資金を元にそのプロジェクトを実現するといった仕組みを指します。ファンドの運営会社の審査を経た企画はその運営会社のホームページ上で公開され、そのプロジェクトや資金の運用方法に同意する人は主にネット決済によって寄付を行ないます。出資や寄付をした人物には、プロジェクトへの参加や物品などの利益が与えられることもありますが、基本的にはそのプロジェクトへの賛同が寄付の動機となります。立案者にとっては自己資金なしで世のネットユーザーから幅広く資金が集められる反面、定まった期間中に必要な金額に届かない場合はプロジェクトは不成立となり、立案者は資金を得ることができません。
仙台市に拠点を置くプロサッカークラブのベガルタ仙台では、震災直後より地元の宮城県を中心に「宮城・東北ドリームプロジェクト」と称して様々な被災地支援活動を行っています。活動内容は多岐にわたり、選手たちの被災地訪問やサッカー教室の開催、主催試合への招待などを積極的に行ない、2011年は1219人、2012年には2101人の宮城県内の子どもたちを試合に招待してきました。
そして2013年は、これまでの活動に加えて被災地の岩手・宮城・福島県から1000人をスタジアムに招待する計画を企画。全ての招待客をバスで送迎し、試合観戦と記念グッズを制作する資金として、クラブとして初めてクラウドファンディングを利用しました。招待試合はなでしこリーグの11月3日開催の日テレ・ベレーザ戦、そしてJリーグの11月10日開催の浦和レッズ戦の2試合。特に浦和戦は約49000人が収容可能な宮城スタジアムでの開催とあって、多くの子どもたちを招待したいと準備を進めてきました。募集期間は8月23日から10月10日までの約1ヶ月半の期間でしたが、その序盤はなかなか資金を集めることができず非常に苦労したといいます。その後、クラブが一丸となって様々な試行錯誤を重ねた結果、最終的には目標金額の500万円を大きく上回る743万5000円の資金を集めることができました。そしてそのプロジェクトに参加した人数は496人に上ります。
クラブでも初めての「クラウドファンディングで1000人をスタジアムに招待」する取り組みについて、クラブの竹鼻事業部長に詳しいお話を伺いました。
ベガルタ仙台
【クラブ公式リリース】クラウドファンディングで新しいパートナーを募集します
宮城・東北ドリームプロジェクト
木村 敏之|情報レンジャー@宮城