木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
震災から2年半を過ぎて、復旧復興に向けてさまざまな取り組みが被災した各地で行な... - 2013年9月24日
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2013年09月24日
震災から2年半を過ぎて、復旧復興に向けてさまざまな取り組みが被災した各地で行なわれている中、市民主体のまちづくりをテーマにしたシンポジウムが宮城県仙台市のせんだいメディアテークで開催されました。主催したのは住宅生産振興財団と日本経済新聞社です。150人の定員を超える申し込みがありました。
シンポジウムの第1部として、東京大学大学院の大月敏雄准教授が「被災地支援からの住宅復興を考える」と題する基調講演を行ないました。古代からの都市計画や建築計画、街の景観などについてのさまざまな実例をあげながら、被災地での住民同士の交流を促すような住宅計画を行なう必要がある。良好な街並みやコミュニティづくりには何が必要か。コミュニティを単なる居住地の区分ではなく「共同・共通の問題を共同・共通で解決する人たちの集まり」として、インフラだけに頼らない良好なまちづくりについての提言に、参加者はメモを取りながら聞き入っていました。
第2部は「復興から未来のまちなみを創る」というテーマで、大月氏の司会でパネルディスカッションが行なわれました。パネリストのひとりで宮城県建築住宅センター理事長の三部佳英さんは、建築確認検査や住宅保証の専門家として、宮城県内の被災地ですすんでいる住宅再建の現状について解説。もう一人のパネリストは設計事務所アーバンセクション代表で建築家の二瓶正史さん。建物と景観の調和について、これまでに監修した都市景観の実例を紹介しながら、住人にとって住みやすい街並みについて考えるためのきっかけを提供していただきました。
このシンポジウムを企画した住宅生産振興財団の谷口修司企画部部長は、長年にわたる財団の住宅供給の実績やノウハウを被災地の復興に活かすきっかけになればとこのシンポジウムを企画したそうです。そして将来、復興したその街の住人やその子どもたち、孫の代にも喜んでもらえれば嬉しいと語っていただきました。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城