木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
南三陸町 - 2013年09月15日
台風18号が本州に上陸した9月15日、南三陸町の歌津管の浜地区を訪ねました。
南三陸町は平成17年の市町村合併の波のなかで歌津・志津川の2町が合併して成立した町ですが、旧歌津町では町内で貴重な魚竜(現在のイルカに似た水棲爬虫類)の化石が見つかったことから次第にその価値が知られ、国際魚竜化石サミットの誘致など地域おこしにも利用されるほどの存在でした。
以前この場所には漁協の建物があり、同敷地内の水産振興センター2階の標本展示室と、別棟の化石の採掘場を覆う建屋をあわせて魚竜館と総称していましたが、津波で近隣の建物すべてが被災しました。ウタツギョリュウの化石など貴重な資料標本の幾つかは東北大学などの協力で無事に回収されたものの、敷地内にあった建物のほとんどが解体され、現在は建屋の入り口のみがひっそりと残っています。
宮城県の南三陸エリアには,気仙沼市の岩井崎プロムナードセンターや女川町のマリンパル女川、石巻市鮎川のおしかホエールランドに雄勝公民館など自然史標本の収蔵・展示施設が多数ありましたが、多くは飲食店や観光施設も併設した施設でした。季節の行楽やドライブの休憩の折に、何気なく貴重な収蔵品をみることができた恵まれた環境を改めて思い起こします。これらの施設の営業再開とかつての賑わいが戻る日を切に望みます。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城