木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
七ヶ浜町 - 2013年07月12日
七ヶ浜町で活動する一般社団法人 JACK IN SMILE の代表理事の吉川一利さん。
震災後、宮城県内の大学生有志で始めた支援活動の柱が、支援者の笑顔とメッセージを写真に収め、1日1枚の写真で365日を埋めた「笑顔カレンダー」の制作でした。写真に写る人は、メッセージボードに本人の誕生日と復興に対する思いや将来の夢を手書きで書き込みます。2013年版も大好評で、既に売り切れているそうです。
ところで、「笑顔カレンダー」の2013年版には「宮古島版」が存在することをご存知でしょうか。制作当時、作業の人手が足らずに苦心していた吉川代表が制作を手伝ってくれるメンバーをテレビ番組で募集したところ、沖縄県宮古島の人からツイッターで問い合わせがあり、その皆さんが協力してくれることになりました。宮古島版の写真には、宮古島の住人の皆さんが写っています。こうしたさまざまな協力もあって、笑顔カレンダー2013年版は完売しました。そしてカレンダーの売り上げから約200万円の義援金を届けることができたそうです。届けた先は、岩手、宮城、福島の各自治体、福島から宮古島に避難した福島県民など多岐に渡ります。
いま、吉川代表にはひとつだけこれまでの活動の中で悔いが残っていると言います。これまでの活動では東北3県の被害や被災地に意識が向いており、青森県や北関東など全国に被災者がいることに少し思いが及ばなかったという反省です。このことから、今後はそういったエリアでの活動も考えていきたいということでした。
取材の中で、吉川さんは「笑顔カレンダー」の制作は一生続けると断言しました。今後の撮影予定は、10月に開催予定の七ヶ浜町内でのイベント、仙台ロフト、宮城県内の成人式会場などを考えているとのことですので、見かけた方は参加してみてはいかがでしょうか。
「笑顔カレンダー」2014版は10月上旬に発売の予定です。取り扱いは宮城県内の書店、ブックスなにわさん4店舗、仙台アエルの文具の森などオフィスベンダーさんの各店、ロフト仙台店さん、そして大阪梅田の紀伊国屋書店さんでも取り扱いが決まったそうです。これまで通りウェブサイトでの通信販売も可能ですので、興味を持たれた方はJACK IN SMILEさんの公式サイトまでお問い合わせください。5000部限定だそうですので、ご購入希望の方はお早めにどうぞ。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城