木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
石巻市 - 2013年07月08日
震災で被害を受けた全国の市町村のなかでも、甚大な被害を受けた宮城県石巻市。その東端部に位置する渡波(わたのは)地区は、古くから水産物の加工場が立ち並び、水産物の集積地としても知られる日本有数の漁業の町です。近年、このエリアは市内の新興住宅地としても開発が進められていましたが、先の震災により深刻な被害を受けました。
石巻市立渡波小学校も校舎が津波の被害を受け、7ヶ月間にわたり地域の避難所として利用されました。のちに市内の稲井中学校の校庭内に仮設校舎が立てられ、現在は11クラス257人の児童が通学しています(平成25年4月1日現在)。
子どもたちの姿が見えなくなってから約2年4ヶ月を経た校庭には、人影もなく、校舎が静かな佇まいをみせていました。避難所だった頃には支援物資を運ぶ車両がひっきりなしに乗り入れた校庭には砂が敷かれ、わずかな雑草が生えていました。花壇には近所の方や関係者が手入れをしているのか、花が植えられています。窓を覆う板にもたくさんの花の絵が描かれていて、花と子どもたちの声で賑やかだった頃を懐かしむように感じられました。校庭に立っている松の枝には塩害のせいかほとんど青葉が見当たらず、7月の今でも真っ黒な松ぼっくりがたくさん残ったままでした。
木村 敏之|情報レンジャー@宮城