木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2013年06月13日
誰が呼び始めたのか「ほやおやじ」の愛称。株式会社三陸オーシャンの木村達男社長の事です。ホヤに一生を捧げる決意を固めた今では、自ら「ほやおやじ」と称するまでになりました。震災で宮城のホヤはほぼ全滅し、その後、養殖が再開されましたが、収穫には最低でも3年かかります。実は、海の養殖では最も時間がかかるのが「ほや」なのです。
ホヤ(海鞘とも書きますが)は三陸沿岸の夏の名物。地域的にどこまで分布しているか知らないのですが、少なくとも岩手県出身の私にとっても子供の頃から馴染みの食材で、今も大好物です。また、今住んでいる仙台のスーパーや鮮魚店では、どこでも置いています。それほどまでに馴染み深い食材です。
ただ、馴染みの無いであろう地域から訪れた方が敬遠する食材の一つでもあります。剥く前の見た目はグロテスクですし、鮮度が落ちると、独特のクセが出てきます。そこで敬遠されてしまうのですが、その良さを知って頂き、ホヤの文化に貢献したいと日々奮闘している木村社長でした。まだ三陸産のホヤが入手できないので、現在は北海道産の赤ホヤで商品を開発し、世に送り出し続けております。なお、木村社長は鮮度管理には万全を期していますので、鮮度の落ちる物が入る心配はありませんのでご安心してお求め下さい。
慣れない方は初心者用から始めて、徐々にステップアップしてくださいとのことですので、ここで、木村社長のおっしゃったホヤ製品のランキングを書きたいと思います。
<初心者用>
ほやジャーキー
ほや塩
<中級者用>
ほや三升漬
ほや塩から
<上級者用>
生のほや
お酒を嗜まれる方は中級者用からで大丈夫だと思います。ホヤの名誉の為に書きますが、ホヤは実は甘いです。日本酒か本格焼酎と合わせて頂くか、お酒を嗜まないかたは、白いご飯のお供にしてください。その甘さがわかって頂けるかと思います。
私、取材した当日の夜、この塩からで酒を飲み過ぎてしまいました。最高です。恐らく、この日本にただ一人、ホヤに一生をかけた男が作る塩から。同じホヤ好きとして、宮城の誇りに感じています。ホヤに良い印象を持っていない方でも、食せば印象が変わるかも知れません。是非一度、三陸オーシャンのホヤ製品をお試し下さい。
仙台にお越し頂ければ、仙台駅や高速道路の各SAで取り扱っておりますし、Yahoo!復興デパートメントの石巻元気商店さんでもお買い求め頂けます。是非よろしくお願いいたします。
三浦 淳|情報レンジャー@宮城