木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
石巻市 - 2013年04月19日
わかめ用ドレッシングって御存知ですか?野菜用ではありません(野菜にかけても美味しいですが)。発売元は今回取材した「山形屋商店」さんですが、石巻での復興を目指す経営者の集まり「いしのまき被災企業元気復興委員会」の皆さんで作り上げたドレッシングです。実は私は、取材に行く前からこのドレッシングを知っていましたし、食べた事もありました。濃厚なダシの風味がわかめには最高に合います。わかめだけではなく、普通の和風ドレッシングとしても、ここまで美味しいものはなかなか有りません。
きっかけはひょんなことから。催事の際に、試食用のわかめのタレを忘れてしまった石巻元気復興センターの皆さん。ならば有る材料で作ろうとなり、山形屋商店さんの「だしつゆ」と「甘い酢」を混ぜてドレッシング風にし、更にそこに「丸平かつおぶし」さんの「だし粉」をブレンド。それが大変美味しく、好評で、商品化しようとなり、配合などまで含めて研究しました。ただ、一言で商品化と言っても、簡単な話ではありません。なぜならば、工場が全壊しているからです。
しかし、同業者やその他企業のご協力が有ったり、自身も様々な努力を重ね、許認可関係まで含めて生産体制が整いました。実はこのドレッシングは工場の生産ラインで作っているわけではありません。全て手作業での製造です。機械で作ると、どうしても「だし粉」が偏ってしまうそうで、製品の均一化を図る為の手作業という選択。
様々な方のご協力で完成したドレッシング。まさに絆のドレッシングと言っても良いでしょう。
取材したから書くわけではなく、本心から思います。是非、一度ご賞味下さい、と。そして、三陸のわかめにかけてみて下さい。どこにいても、磯の香りがあなたを三陸路に誘います。そして、是非三陸に遊びに来て下さい。
大小2つのボトルをご用意しています。あちこちで買えるわけではありませんが、石巻市内の石巻まちなか復興マルシェと山形屋商店店舗やWEBサイトでは間違いなく購入可能です。また、その他の石巻関連のアンテナショップや通販サイトでも取り扱っていますし、機会が多いわけではありませんが、百貨店の催事などでも購入できることがあります。
取材中も地元の常連さんが買いに来られていました。地元の人に愛されている商品に間違いは有りません。「山形屋商店のわかめドレッシング」です。見かけたら是非買って応援をお願いします。一度食べたらやみつきですよ。
その他、主力の味噌や醤油はもちろん、塩こうじやフリーズドライのみそ汁なども好評です。併せて老舗の力をご賞味下さい。
仙台味噌の山形屋商店
いしのまき被災企業元気復興委員会
石巻元気商店様内 お試しセットのページ
三浦 淳|情報レンジャー@宮城