木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
大衡村 - 2013年03月25日
大衡村は仙台の北部、ほぼ県央に位置しています。巨大な工業団地を有する自治体で、宮城県内の自治体で唯一の「村」です。この村にはトヨタ自動車東日本の本社及び工場があり、村の発展に大きく寄与すると同時に、様々な関連企業も進出してきています。
本来は役場で動画を撮らせて頂きたかったのですが、年度内の撮影は難しそうでして、フォトリポートにて大衡村の工業団地の一部を知って頂こうかと思った次第です。なぜ工業団地なのか?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、県内有数の規模である工業団地は、宮城県の復興に大きく寄与すると考えています。
工業団地内で一際大きな工場を有するトヨタ自動車東日本は震災から時間を経た2012年7月に誕生致しました。そして、現在は一企業として、大衡村という自治体と災害協定を締結。有事の際は工場内の発電施設から生み出された電力を村内に供給する予定です。また、一時避難所を工場内に設置し、備蓄食料や飲料の提供も協定に盛り込まれています。自治体同士で災害時相互支援協定を結ぶ例は少なからず有りますが、進出企業と自治体での協定締結という例は、自治体同士ほどは多くないと思います。
震災前には東北自動車道に新しいインターチェンジ「大衡IC」が開設されましたし、また、工業団地内にはこれから新たな企業を呼びこもうと構えて整地された空き地が多数あります。大衡の経済的な発展は、今後しばらく続くでしょう。雇用を生み、そして新たな住民を連れてきます。事実、新たな宅地開発もあちらこちらで見かけました。経済的な意味だけではなく色々な意味で、未だ震災の被害にあえぐ宮城県を牽引する工業地帯になるのかも知れません。
三浦 淳|情報レンジャー@宮城