木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
女川町 - 2013年03月19日
これからの女川に求めるものは若い人たち年をとっても楽しく過ごせるように、小さくてもいいのでコミュニティを大事にしてくれる温かい町づくりをしてほしい。女川さいがいエフエムのチーフディレクター 宮里さんがお話してくださいました。
宮里さんは女川で生まれ育って、いまも女川にいらっしゃいます。震災前はインターネットラジオやニコニコ生放送などで番組を担当していたこともあり、さいがいエフエム開局の際に声がかかり働くことに。当初、集まられたメンバーは全員ラジオ初心者の社会人2人、高校生4人。3月末から4月21日に放送を開始するまでの間、8000台(2000世帯分)ものラジオを町民のみなさんに情報が行き届くよう、女川の避難所全てに配り回ったそうです。現在はボランティアも合わせて10人体制とのことですが、4月からは高校生が大学へ進学するためメンバーが7人になるそうです。
動画内でもご紹介している通り、女川さいがいエフエムさんは放送開始日から出来るだけ楽しい番組を届けたいと、炊出しや生活情報を中心に発信していたそうです。それもただ読み上げるのではなく、娯楽性があり気楽に楽しめるように放送方法を考えたそうです。スタッフのみなさんも全員被災しているのですが、町民の方と同じ痛みを共有できるラジオのおかげで自分たちも癒されていたことに2年間続けてきて気づいたとお話してくださいました。
これからはもっと町民の人たちが参加できる番組づくりをしていきたいとのこと。宮里さんのお話を聞いていると、女川町とそこに住む町民のみなさんをとても大切に思う気持ちが伝わってきました。町民の方々とこれからの女川町を見守っていってほしいと思います。
レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城