木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
岩沼市 - 2013年03月08日
写真は歴史。生きてきた証。大友夫妻のお言葉です。は岩沼駅からほど近い住宅街で営業されている「フジカラープラザ岩沼さくら店・大友写真館」。震災以前は塩釜市内、JR仙石線の本塩釜駅前に店舗がありましたが、現在は岩沼市のご自宅の一角に新たに店舗を建築して営業しております。インターネット等の地図で調べていただけばわかりますが、本塩釜駅は海のすぐ近くです。大友さんのお店も津波の被害に遭っております。約2mの津波でした。
揺れた後、すぐに車で塩竃神社に逃げたそうですが、もし何かを惜しんで数分遅く出たら助かってなかったかも知れないとおっしゃいます。やはり「すぐ逃げる」という事は非常に重要な要素です。命は助かったものの、お店は完全に浸水し、天井など高いところに有った物は難を逃れましたが、床に置いてあったような機材などは全滅。そして、お店の前の道路もアスファルトが剥がされるなど、周囲も大きな被害でした。
現在地への移転開業は2011年8月。奥様は再建に疑問符が付いたそうですが、旦那さんの熱意を止めるわけにはいかないと。移転したのは家庭の事情も鑑みてのことです。
新たな店舗の建築に携わった大工さんは石巻の方。しかもご自身も被災され、仮設住宅からお店を建てに毎日通って来られたそうです。頭が下がる思いです。
また、再建にあたり、メーカーに中古の機械を探してもらったところ、安く譲ってくれる方がおりました。そして、以前、塩釜のお店に来て頂いた方が、わざわざ岩沼までお越し下さったり、また、新たに地元のお客さんも徐々にですが増えています。色んな方の支えが有った
最近はデジタルデータで写真を保存する事が多いですが、デジタルデータは飛んでしまったら終わりです。津波で流されても、多くの写真が生きていました。一方、PCやHDDに保存していたデータは出てきませんでした。全てとは言いません。節目節目のものや、気に入った写真だけでもプリントして残しておいて下さい。そして、その際はできればあなたのお住まいの町の写真屋さんでプリントをお願いします。
フジカラープラザ岩沼さくら店 大友写真館
岩沼市桜4-1-9
0223-36-8263
三浦 淳|情報レンジャー@宮城