木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2013年02月23日
宮城県美術館の齋正弘さんが主宰する美術探検に参加しましたところ、偶然に石巻文化センターで被災した美術品の修復の話と石巻の彫刻家、高橋英吉氏のお話しが飛び出したので録画させて頂きました。
石巻文化センターは旧北上川の河口部にあり、一回の収蔵庫で保管していた美術品が被災しました。施設は未だ再開の目処がたっておらず、そのあいだ県美術館で保管することになったそうです。
今回は代表作の「海の三部作」をはじめ、センター二階美術ギャラリーで展示されていて冠水を免れた作品と県美術館所蔵品を加えて展示されています。 今後は津波による汚損を洗浄した作品も順次公開していく予定だそうです。
震災で被災したミュージアム施設に対しては、文化庁が主導する文化財等救援事業によって被災した資料の救出と保全活動が行なわれています。修復の様子も展示冒頭にあるのでご覧ください。
高橋英吉(1911-1942)は28歳の若さで新文展で特選をとり、将来の活躍が期待されましたが、31歳の若さで戦死しました。彫刻家としてあまりに短い活動でしたが、その才能を伝える作品が残っています。
石巻市内にある大門崎公園にある「潮音」のブロンズ像は、戦死したガダルカナル島にある同じ像と向かい合って立てられているそうです。
陸軍に召集されて、遠く南方のソロモン諸島のガダルカナル島に送られ、そこで戦死しました。その輸送船上で流木に彫った不動明王像が絶作となりました。妻に送った木片と釘で作った彫刻刀と不動明王像の展示は心に深く刺さるものがあります。
迫力のある作品群です。ぜひ、宮城県美術館での展示をお見逃しなく。(〜3/24)
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城