晴れの福男・福女をめざせ！

福島県情報レンジャー

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福島市 - 2013年02月03日

福島市の神事「信夫三山暁まいり」に続いて翌日の2月11日、今年初めて催される『第1回暁まいり福男福女競走』の出場受け付けと説明会が3日、福島駅東口の福島学院大駅前校で行われた。実行委員会を代表して福島青年会議所まつり継承委員会担当者が、当日のコースや競技方法、ルールや表彰規定などを説明した。

コースは護国神社脇の広場をスタート地点に山頂をめざし、大鳥居の御神坂、仁王坂を経由して羽黒神社の大わらじ脇をゴールとする約1km。険しく狭い急な登山道は、大わらじを奉納する神事の道。男性１位は“福男”、女性の１位に“福女”の称号が与えられるほか、男女各8位まで表彰される。

今回の出場者は、6月に市内で催される『東北六魂祭』に優先的に参列できるという。エントリーしたのは男女合わせて約100人だった。

大震災や福島第一原発の事故で大きな被害を被った郷土の文化財や伝統行事。人々の絆を結び付け≪鎹（カスガイ）≫の役割を担っていたのが有形・無形の文化財だーと改めて見直されている。福男福女の栄誉をめざす参加者に、明るく新しい県土の未来を託し多くの福にあやかりたい。

レポート: 小野清隆|情報レンジャー＠福島