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    木村 敏之

    先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。

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    三浦 淳 (~2014.4まで)

    岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人

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    加藤 隆介 (~2014.4まで)

    宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン

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    宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター

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山元町 - 2013年02月03日

坂本公民館まつりで出会ったPHOTOHOKUさんをご紹介します。PHOTO+東北でPHOTOHOKUだそうです。東京の非営利団体で東日本大震災で写真やアルバムを失った家族をフォトグラファーが訪ね、家族写真を新たに撮影し、アルバムに収めてプレゼントする被災地支援プロジェクトだそうです。
写真はインスタントフィルムで撮影され、その場で渡されるのが 大事な所で、これまで震災の取材などで撮影されたことが度々あれども、その写真はどこに載っているかも分からず、カメラを向けられるのが少し嫌な気分になることも合ったかと思います。本プロジェクトでは撮影したインスタントフィルムを直接渡すことで、あなたのためだけに撮りましたという表現になっています。

実際の撮影風景を見せて頂き、また私自身も取って頂きました。まず顔の向きや傾きを調節して目線を決めて、肖像画のように顔が綺麗に見える角度と光線状態を探っていき、昔ながらの大判カメラでルーペでピントを合わせ、バックにフィルムを込めて遮光板を抜いて絞りを確認しレリーズする一連の動作とコミュニケーションが、すでにカメラ越しの癒し空間に包まれているようでした。そして剥離紙をはがして画像と対面するところがクライマックスです。ここで予想をはるかに上回る画像を提供するのがプロであり、驚きと喜びで身も心も軽くなることでしょう。

既に4000枚のフィルムを使用し、幾つもの町を回ってこられましたが、まだまだたくさん知らない町があるとのことでした。
またどこかで彼らは撮影会を開いているかもしれません、ぜひ、写真を撮ってもらってください。

PHOTOHOKU

レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城