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子どものための復興

「あらゆる自然災害で、もっとも困難な状況におかれてしまうのは子どもたち」という... - 2013年1月20日

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子どものための復興

亘理町 - 2013年01月20日

「あらゆる自然災害で、もっとも困難な状況におかれてしまうのは子どもたち」というユニセフの緊急時対応指針のもと、日本ユニセフ協会は被災した子どもたちへの緊急・復興支援活動(緊急・復興支援における6つの取り組み)を続けています。

この日伺ったのは、津波で全壊してしまった亘理町立吉田保育所の子どもたちが通うことになる、亘理町児童福祉施設の落成式。これは6つの取り組みの中の「教育支援」にあたり、学校や保育園、幼稚園の早期再開・再建を目的とするものです。

この施設は、津波で流された赤松と黒松、日本の伝統工法によって作られた土壁で作られ、空調などの設備もきちんと整えられていました。その中でも、一番感動したのは秘密基地がつくられていたことです。子どもたちが楽しめて、自慢できる、特別な空間になってくれるのではないかと思います。

落成式には、吉田保育所の子どもたちと親御さんも参加していました。震災から2年程が経ち、精神的にも落ち着きを取り戻せてきた子どもたちはとても元気!!関わってくださった人たちへお礼の気持ちを込めて、お歌と体操を披露してくれました。子どもたちが楽しそうにしていると、大人も楽しくなり、自然と笑顔がこぼれます。

再建支援は19件目の今回でひとまず終了するとのこと。これからは、同時進行していた「心理社会的支援」で保育士さんなどの心のケアを進めていくそうです。忘れがちな支援されてきた方への支援、とても大切だと思いました。

公益財団法人 日本ユニセフ協会

レポート:太田和美|情報レンジャー@宮城