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木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
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三浦 淳 (～2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
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加藤 隆介 (～2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
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海外在住日本人の視点
南三陸町 - 2013年01月18日
ニュージーランドのクライストチャーチにお住まいの小原令子さん。小原さんは愛知県豊橋市出身で、現在はクライストチャーチで鍼灸と指圧のクリニックをしておられます。今回、小原さんは南三陸復興学びのプログラムで南三陸町を訪れました。プログラム開始前日に仙台入りして前泊するとのことで、まずは仙台で前泊していたホテルにお邪魔し、プログラム参加前のお話を伺いました。翌日、プログラム初日の夕方、その日宿泊する南三陸町の民宿「下道荘」のお部屋にて再度感想などをお聞きすることに。
我々、日本在住の日本人は、各報道などで今なお震災関連のニュースを目にしない日はありません。個人的に、海外ではどのように報道されているのか気にはなっていました。残念ながら、ニュージーランドでは東日本大震災の報道はもうほとんど無いそうです。また、向こうでは、震災そのものよりも福島第一原発の事故に方に重きを置いた報道姿勢ということでした。小原さんとお話をしていても、放射能関連の話題が多かったです。ニュージーランドの多くの方は日本全域が放射性物質で汚染されていると思っているのかも知れませんし、小原さんの口から「放射能」というキーワードを幾度となく聞きました。
しかしながら、御存知の通り、仙台や南三陸町では、少なくとも線量を見る限り事故の影響は感じられません。その事実を知った小原さん、これなら復興できる！と。余談ですが、志津川近辺に設置されている「きりこ」は良いとおっしゃっていました。
小原さんはクライストチャーチで震災を経験しています。東日本大震災とは違い、都市直下型の自身ですので、揺れによる倒壊の被害がほとんどです。被害の種類が違うとは言え、同じく「震災」。ただ、日本は放射性物質の問題があり、向こうにはありません。海外の視点では、その一点はとても大きな違いで、世界は日本に注目しています。その復興に。
復興して世界を驚かせたい。そして、南三陸だけではなく、東日本大震災の被災地全てに外国人を招きたい、そう思っています。もちろん福島も含めて。
今まで海外の視点を意識せずに復興を考えてきましたが、この先は視点が一つ増えました。海外に見せてやりましょう、日本の復興を。
レポート：三浦 淳｜情報レンジャー＠宮城