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木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
- 現在の宮城県 情報レンジャー
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- 宮城県 情報レンジャー
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三浦 淳 (～2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
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加藤 隆介 (～2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
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坂本 恵一 (～2013.3まで)
宮城県矢本町（東松島市）出身 丸刈りの似合う３８歳 今までの合計で地球２５周は運転した男
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網野 武明 (～2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
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太田 和美 (～2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
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忌火に祈る無病息災
塩竃市 - 2013年01月14日
今季で一番の大雪の中、志波彦神社鹽竈神社で執り行われた松明祭（通称：どんと祭）へお邪魔しました。震災から1年10ヶ月を迎え、訪れた地元の方々の表情もどこかほっとしていました。参拝客で、毎年欠かさずに参加しているという、地元のお父さんにお話を伺うことができました。
「毎年来てるけど、雪のせいかね、今年は来てる人は少ないね。まぁまだ19時前だからかね。」と忌火(いみび)にあたりながら、ぼそっと話してくれました。お父さんの家は津波は免れ、いまもそこに住んでるそうです。「こうして、恒例行事にくると、津波でいなくなった友人と来ていたときのことを思い出すんだよ」と話す、お父さんの顔は悲しんではなく、とても穏やかな表情でした。
気を抜いていたときに、話しかけてくださったので映像には残せていませんが、忌火のゆらゆらと燃える明かりが反射して幻想的だったこともあり、お父さんのことがとても印象に残りました。
みなさんは、どんと祭に行かれたことはありますか？私は、子どもの頃に数えるくらいしか行った記憶がなかったので、とても楽しみにしていました。ところが、当日は今季一番の大雪！電車で本塩釜まで行き、神社まで歩いて向かったのですが長靴でも滑ってしまうほど。そのため、帰りの電車が動いているうちに帰らなければと思い、最後まで参加することができませんでした。
松明祭は、家庭でお祀りをしていた前の神符や門松、お正月飾りなどを焼納するお焚き上げ神事です。勢いよく燃える火とともに神々が神の国へ昇るという正月神送り。その火にあたると、一年間、無病息災で家業繁栄するといわれています。夜には350名の若者たちによる「裸参り」が行われます。私も来年こそは最後の「裸参り」まで参加したいです！ まだ参加されたことがない方も、来年はこちらでお焚き上げされてみてはいかがでしょうか？とても心が温まりますよ！
レポート：太田和美｜情報レンジャー＠宮城