木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2013年01月12日
仙台市若林区荒浜地区は災害危険区域に指定されていますが、居住目的でない建屋や倉庫の設置は認められています。そんな中、一軒の漁具倉庫を去年の9月に再建した大吉丸(だいよしまる)の佐藤さんにお話を伺いました。大吉丸は津波で沖合まで流されたものの無事で、震災後9月には漁を再開されました。しかし海の様子は一変しており、漁場が変わってしまいそれを見つけるのにかなり時間がかかったそうです。また海底にはガレキやロープなどが沈んでおり、海面には住宅の断熱材が漂流しており、漁具やスクリューが引っかかると大変危険なため、気の抜けない操業が続いています。
信じられないことですが、漁具の盗難などもあり漁具倉庫の再建は不可欠だったと伺いました。
以前は15艘あった荒浜・蒲生の漁船でしたが、漁協で資金をプールしたり、北海道や九州から中古船や新造船を買い集め、少しづつ船は増えてきて、現在10艘まで復活しました。しかし漁に合った改造を施す艤装所が順番待ちとなっており、それらの影響もあり船の増加は少しづつとなっています。
以前のように仙台湾で操業する漁師同志で助けあい、連携しながら復活していければ良いなとのことでした。
黄色いハンカチのみがはためく荒浜地区において、前向きに稼働している漁具倉庫と漁師さん達の存在は本当に輝いて見えました。ぜひ、地元の海でとれた海産物をお買い求めいただいて、漁師さん達を応援してください!
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城