木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
仙台市 - 2013年01月10日
若林区荒浜地区に向かえば必ず目にする黄色いハンカチと立て看板、荒浜再生を願う会の貴田代表にお話を伺いました。
江戸期から半農半漁の集落として形成された仙台市若林区荒浜。1970年代以降、海辺のニュータウンの開発が進んだ約750世帯の集落でした。津波被災により荒浜地区は災害危険区域に指定され、居住できない地域とされました。
貴田代表によると、住民の同意形成がなされないままの相次ぐ決定に大きな不満があり、今後も行政との対話を試みていくとのことでした。
会では以前のように荒浜地区に住み続けたい人、移転を希望する人、移転したくてもできない人など、様々な事情で多くの葛藤が続いています。片方では行政とやり取りをし、片方ではふるさと荒浜をいかに再生し守っていくかという点では有識者や大学の力を借りながら模型などを作成し活発な議論を行なっています。
先日会合があり、今年の活動方針を決めたそうです。
○荒浜の地をまず、産業ゾーンとして利活用する。住居の新築は禁止されているが、作業小屋や、事務所は建設できる。必要な施設を作り、人々がふるさとへ戻る機運を作ろうというものです。
○会員は荒浜の地に宅地を保有している。財産を保全することを目的に、自治会のような新たな組織を立ち上げる。行政との話し合いの窓口を確かなものにするためです。
○活動の趣旨に賛同し、積極的に参加してくれる会員を増やす。(震災日誌in仙台 様より引用)
お話の中で、住民や訪問者が会合したり思い出を語れる場所を元の荒浜地区に作りたい、ちょうど「閖上の記憶」のようなイメージでトレーラーハウスを設置したいとのことでした。これは荒浜再生を願う会の情報発信の場としてとても有益に思います。
仙台市民誰もが思い出のある深沼海水浴場を擁する荒浜地区の再生を心からお祈りいたします。
仙台市東部津波被災地域の再建|被災者支援エール(Facebook)
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城