木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
木村 敏之
先々に繋がるきっかけになる情報を提供できればと思います。
三浦 淳 (~2014.4まで)
岩手県出身仙台市在住 肴と魚を求めて海を彷徨う釣り人
加藤 隆介 (~2014.4まで)
宮城県出身仙台市在住 他人の幸せを撮り続けている中年独身ブライダルカメラマン
坂本 恵一 (~2013.3まで)
宮城県矢本町(東松島市)出身 丸刈りの似合う38歳 今までの合計で地球25周は運転した男
網野 武明 (~2013.3まで)
宮城県名取市出身仙台市在住 粉雪をこよなく愛する庭木の剪定が上手なグラフィックデザイナー
太田 和美 (~2013.3まで)
宮城県仙台市出身在住 大きなものをつくりたがる小柄で童顔なクリエイター
山元町 - 2013年01月08日
山元町で活動する思い出サルベージ代表の溝口さんに聞く後編です。写真の洗浄は全国にある支援団体に発送してお願いしており、また他の被災地での被災写真に取り組む団体との横連携を富士フィルムが呼びかけて、ノウハウの交換、作業のシェアやマッチングといったネットワーキング型の支援環境が整うまでに至りました。
次の災害時、または別案件でも役に立つ知見が各持ち場で得られたのではないかと思います。
被災写真をデジタル化・データベース化したあとも膨大な画像の量に探しきれずに諦めてしまうケースもあったそうで、ジャンルによってタグ付けしたり、インデックスカタログ化したりしたけども、返却率は徐々に頭打ちに。そこで登場したのが顔認識システムで、探しに来た人の顔を撮影してマッチングした画像を探すことで、返却率は向上、顔認識のお陰で父母や兄弟の写真が見つかるケースもあったようで、家族のつながりを最新のIT技術が発見するメリットもあったそうです。
思い出サルベージの今後について、自衛隊や消防団が回収し、ボランティアが洗浄し探せるようにした一連の資産をいかに保存・管理し返却を末永く続けられる仕組みを確立するのが来季の目標だそうです。ふるさと伝承館には所狭しと大量の写真が保存されています。そして大切な写真を見つけた笑顔の写真が飾られています。一枚でも多くの写真が持ち主のもとに戻り、人生の土台として、また明日へ向かう活力となってほしいです。
山元町|復興アリーナ記事「被災写真を救済する–思い出サルベージプロジェクト
レポート:網野武明|情報レンジャー@宮城