安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
津波で甚大な被害を出した、いわき市豊間地区にある「和風れすとらん福仙」。震災後... - 2012年12月28日
安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
千葉 胤典
福島県田村市出身 筋トレ本が好き、ちょっとメタボな30代。
鈴木 里美 (~2014.3まで)
福島市出身&現在住 放浪渡豪経験のある、歌とコミュニケーションが大好きな人間W@TCHER & 傾聴M@NIA
西澤 拓真 (~2013.8まで)
福島市出身 デジタルガジェット大好きいつもネットにつながる事が生き甲斐のインドア一番下っ端の20歳
石塚 通 (~2013.3まで)
福島県郡山市出身郡山在住 犬と子どもとわが町大好き!常にポジティブグラフィックデザイナー
小野 清隆 (~2013.3まで)
福島県伊達市出身 二匹の愛犬 プリンとラブを連れてキャンピングカーで日本一周を夢見る50代
渡部 克彦 (~2013.3まで)
福島県会津若松市出身 無口 慎重派 興味を持ったことに時間を忘れて没頭する子ども溺愛親父
いわき市 - 2012年12月28日
津波で甚大な被害を出した、いわき市豊間地区にある「和風れすとらん福仙」。震災後に店主の安龍(あんりゅう)博さんのブログを見つけた時は、「助かったんだ。良かった!」と心から思った。
写真に残っていた約5年前の840円ランチは、市内で水揚げされた新鮮な刺身がついた日替わりで、口にしたときの感激が今も残っている。当時は3カ所で漁業権を持ち競りにも参加したので安価で提供できた。しかし博さんは「自分が残るより、生きていたら地域のためになった人もいた・・」と、商売を続けていることにジレンマも感じている。
心の支えは馴染みのお客さんが、「やってて良かった!」と訪ねてくること。物やお金ではない絆を感じると言う。一方で、「本来なら片付いた今ごろではなく、当時を見て欲しかった」と母親の恵子さん。今でも、海へと続く目の前の道を通れない。親しかった人たちが暮らしていた町が、建物と一緒に消えてしまったショックは計り知れない。
私たちは何気なく復興という言葉を口にする。しかし地場産業に大打撃を受けても、放射線量は低いという理由から避難区域対象外の扱い。「復興とは手の届かない位置にあるもの」「目が覚めたら元通りになっていれば良いのに」と思う毎日。決して叶わない事だと分かっていても、そう言わずにはいられない悲しみと戦っているのだ。
県内で水揚げされる水産物の安全性が少しでも早く立証され、30年間の目利きを誇る『恵子さんの目に適った』魚介類を、博さんが調理して店に並ぶ日を心待ちにしている。
和風れすとらん福仙: 福島県いわき市平豊間榎町91 0246-38-2452 営業時間 11:00~14:00
レポート:安田 希代美 |情報レンジャー@福島