安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
安田 希代美
福島県郡山市出身 ブログと体を鍛えることが趣味の天然石アクセサリー作家 主婦歴23年の諦めない40代
千葉 胤典
福島県田村市出身 筋トレ本が好き、ちょっとメタボな30代。
鈴木 里美 (~2014.3まで)
福島市出身&現在住 放浪渡豪経験のある、歌とコミュニケーションが大好きな人間W@TCHER & 傾聴M@NIA
西澤 拓真 (~2013.8まで)
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石塚 通 (~2013.3まで)
福島県郡山市出身郡山在住 犬と子どもとわが町大好き!常にポジティブグラフィックデザイナー
小野 清隆 (~2013.3まで)
福島県伊達市出身 二匹の愛犬 プリンとラブを連れてキャンピングカーで日本一周を夢見る50代
渡部 克彦 (~2013.3まで)
福島県会津若松市出身 無口 慎重派 興味を持ったことに時間を忘れて没頭する子ども溺愛親父
いわき市 - 2012年12月28日
「いわきの野菜は調べてあるから安心できる」とお客に言われ、震災後は離れていた若い客層も少しずつ戻っていると藤間直売所の坂本美恵子さんは話してくれた。
平の『かんぽの宿いわき』近くにある直売所は、津波の直接的な被害こそ少なかったが、30cm近くの水を被って店内には魚がたくさん流れてきた。周辺のあちこちには地割れが発生、井戸からは水が2mも吹き上がったという。坂本さんは津波が来るとは思いもせず、直売所のイチゴを持って避難しようとすると消防の人から「津波が来るから逃げろ!」と言われて車で逃げた。津波のスピードは驚くほど速かった。水が引いた後の海岸の松林には車がたくさん重なっていた。
地割れで道路は通行止めになり直売所は休業、さらに原発事故で避難を余儀なくされた。実家が浪江町だった坂本さんは家族もバラバラになって落ち込み野菜作りをやめようと思ったが、周りの生産者たちの助けもあり放射線量を測りながら少しずつハウス栽培から手掛けた。ハウスに目を付けたのは特産のイチゴの線量は問題がなく、ダイコンも含めて大丈夫だったからだという。
しかし風評被害のダメージは大きく、若い人たちや小さな子どもを抱える家庭のお客が激減した。最近はしっかり検査していることが徐々に伝わり、いわきの野菜は検査済みだからかえって安心、と子ども連れの親子も増えた。
付近の松林は塩害で茶色に変色して津波の爪痕を残しているが、農家は今日も新鮮で安全な果物と野菜生産に励んでいる。採れたての旬の野菜が手に入る直売所は地域に欠かせない存在だ。
藤間直売所の営業時間は 8:30~17:30(月曜定休)☎0246-39-2453
レポート;渡部 克彦|情報レンジャー@福島